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2018年もあと僅か。今年最後の「コワ探」です〜!
高田馬場駅すぐ、コワーキングスペースとシェアオフィスが並ぶ“CASE Shinjuku”
今回は「CASE Shinjuku」さんへ行ってきました!高田馬場駅から歩いてすぐという好立地で、“ハード(ワークスペースや設備・備品)とソフト(スキル、経験、知識、事例、情報)を相互にシェアすることで、次のステージへと進むための環境づくりを追求する”というコンセプトのもと、コワーキングスペースとシェアオフィスを運営されているメンバーシップ制オフィスです。
今回案内してくれたのは、スペースを管理運営をしている有限会社そーほっとの森下ことみさんと田中健一朗さん。よろしくお願いします!
無垢材フローリングが気持ちいい!程よいアットホーム感で居心地抜群のコワーキングスペース
カジュアルな雰囲気のコワーキングスペースはドロップインなら1時間500円、1日上限2,000円で利用可能。月額メンバーなら16,200円/月です。
こちらの特徴は、なんといっても多摩産の無垢材を使ったフローリング!見た目だけでなく歩き心地も気持ちよく、ちょっとした移動でも気分がリフレッシュするかのようです♪
また天井や壁面はJAXA(宇宙航空研究開発機構)のライセンス特許を持つ最先端の断熱セラミック塗料 “GAINA”で塗装されているとのことで、冬場にも関わらず底冷えする感じもなく快適でした!
広々とした開放的な空間もこちらの特徴。さまざまな職種の方がそれぞれの仕事をしている様子が感じられ、モチベーションアップにもつながりそうです!外部モニターも貸し出ししており、この日は映像編集に活用されている方もいらっしゃいましたよ。
また奥のスペースは仕切ることができ、イベントスペースとしての利用もできるのだとか!
そして利用者の方々に人気だというのが、まるで“実家のリビング”のような一角!
ちゃぶ台に座布団、オーディオ機器に電子ピアノまで!運営者やメンバーの私物が寄せ集められてできたという空間なのですが、絶妙なアットホーム感が出来上がっています。
仕事に疲れたらお茶を入れてこちらで一服…なんて使い方も良さそうですね♪
今回案内してくれた森下さんと田中さんのお話によると「CASE Shinjuku」の特徴は“コワーキングスペースの利用者層”にあるのだそうです。なんでもドロップイン利用者よりも月額メンバー、それもシェアオフィススペースのメンバーがコワーキングスペースを利用されることが多いのだとか。普段はリラックスできるコワーキングスペースで仕事をして、一人で集中して作業したい時はオフィススペースで仕事に向かうなどの工夫がなされているそうです。
ゴールデンウィークにはメンバーの家族も招いてこんなイベントが!「様々な背景を持つ人たちが集まり、交流や出会いを得ることで、それぞれの課題を解決出来る空間」を目指しているという「CASE Shinjuku」さんらしいイベントではないでしょうか♪
高性能チェアで仕事が捗る!シェアデスクと固定ブースのシェアオフィス
そしてこちらがシェアオフィススペース。シェアデスクは27,000円/月、固定ブースは48,600円/月~で利用できるようになっています。
アットホームな空間だったコワーキングスペースとは打って変わって、こちらは仕事に集中できるようにシンプルな空間となっています。
フリーアドレスのシェアデスクでは、長時間の作業も快適にできるようハーマンミラー社のセイルチェアを導入!じっくりと自分の仕事に向き合えそうですね!
その奥にあるのは、自分専用のデスクを持てる固定ブース。
木製の仕切りで三方が囲まれており、自分だけの部屋のような感覚で使えます♪この日も多くのメンバーが集中して作業されていました。
森下さんオススメの設備が、2018年6月に導入したばかりだという「無人コンビニ600」です!
冷蔵庫にタブレットとカードリーダーが付いていて、クレジットカードで認証して扉を開き、買いたい商品を取り出して扉を閉めると精算されるという仕組み!!ちょっとお腹が空いたり喉が渇いても、仕事中にコンビニに行くのは意外と面倒なもの。オフィス内にこのような設備があるのはとても便利そうですね♪
タブレットが収まっているケースは3Dプリンタで作られているなど、DIY感に溢れたサービスなのですが、そうしたスタートアップ感も新しい仕事を生み出していくシェアオフィスという場所にはぴったりだと感じさせられました。
チームで仕事にフォーカスできる、シックなプライベートオフィス
最後に案内していただいたのは、1つ上のフロアにある約10㎡の個室オフィスが並ぶスペース!
複数人のチームで仕事がしたい場合や、荷物や機材を置きたいなどの用途に対応しています。
149,000円/月~で利用できますが、2018年12月時点では満室となっていました。高田馬場駅からすぐの好立地ですので、気になる方は問い合わせしてみてはいかがでしょうか?
なにが提供できるのかを志向する人たちの集まる場に
お二人によると「CASE Shinjuku」のメンバー構成の半分くらいはエンジニアで、平均年齢は35歳~40歳程度だそうです。しかし高田馬場という場所柄なのか、
ユニークなのは、編集者、漫画家、漫画原作者、イラストレーター、ライターなど出版関係のメンバーさんが多いということ!また早稲田大学のお膝元ということもあり、職種問わず早稲田大学OBが3割ほどを占めているんだとか!
当初は広々とした空間にほとんど何もない状態からスタートしたという「CASE Shinjuku」さん。今ではさまざまな設備が揃い、さらには運営者やメンバーが私物を持ち寄ることで、機能性や効率性を追求するだけでは生まれない絶妙な空気感が生まれています。
“「なにを与えてくれるのか」よりも「なにが提供できるのか」を思考し、志向する人たちと一緒に機能する空間を創造する場”という「CASE Shinjuku」は、まさに「コワーキング=一緒に働く」ができるスペースではないでしょうか。
「CASE Shinjuku」さん、ご案内ありがとうございました!
スペース情報
CASE Shinjuku
HP:case-shinjuku.com