目次
はじめに
コルビュジエから紐解く、近代建築史を語る夜。
ル・コルビュジエ(1887-1965)はスイス生まれでフランスで活躍した近代建築の巨匠の一人に数えられる建築家です。世界中に建てられた名作のうち、日本に唯一残したものが、国立西洋美術館本館(竣工1959)です。彼が提唱した「近代建築の5つの要点」によってデザインされ、また長年追求してきた「無限成長美術館」というコンセプトを具現化した数少ない実作として、2016年7月に世界遺産リストへの登録も決定されました。
このイベントでは、その「国立西洋美術館」を題材に10倍面白く見れるマニアックなポイントもご紹介していきます。
さらには、世界遺産という制度にふれつつ、ケンチク的な視点からも解説を行います。イベント終了後には「ケンチクとは?何か?」について理解が深まっていることでしょう。
イベント概要
主な解説トピック
1)建築家とは?
2)コルビュジエと近代建築の3人の巨匠
3)コルビジェイズムを継承した3人の日本人弟子?
4)世界遺産に選ばれた!国立西洋美術館の魅力
5)国立西洋美術館をヴァーチャル体験!
6)国立西洋美術館が10倍面白く見れるポイント
a.「ドミノ」
b.「モデュロール」
c.「近代建築の5つの要点」
d.「無限成長美術館計画」
e. 前川國男の貢献
– 歴史的建造物の耐震化:免震レトロフィットと西美本館
日時
2018/2/22(木)
19:30-21:00
場所
Connecting The Dots YOYOGI 4階イベントスペース
渋谷区代々木1-29-5 YKビル4階
参加費
1500円(ソフトドリンク付き)
定員
30名(会場に入る最大人数です。)
申し込み方法
Facebookページから参加表明ください。
https://www.facebook.com/events/167737993862174/
主催者
インターフェイスデザイン研究所
塩田伸一 しおたしんいち
主催者
塩田伸一 しおたしんいち
インターフェイスデザイン研究所(IDL)主宰及び、有限会社現代デザイン研究室代表取締役。専門は西洋建築史、および建築設計(一級建築士)。美術史学修士(Master1、パリ第1大学国立美術史研究所INHA、フランス政府給費による)、総合文化政策学修士(青山学院大学大学院)。経済的・技術的側面で語られることが多い「ケンチク」について、歴史的・文化的観点からその魅力を表現する活動を展開中です。2016年に世界遺産に登録された上野の国立西洋美術館にて「建築ツアー」のボランティアも担当しています。
FBページ:https://www.facebook.com/pg/Interfacedesignlab/events
[講演歴]
2014年よりボランティアスタッフとして国立西洋美術館公式「建築ツアー」担当
2017年NPO法人シブヤ大学で「表参道のけやきケンチク」について建築ツアーを担当
2018年台東区主催「世界遺産講座」にて近代建築に関する講座を担当予定