【Dots members】[高橋商標弁理士事務所] ビジネスを前進させるツールとしての「商標」

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2016年10月10日 • Views: 231

フリーランスとしての活動や自身での起業は、誰に何を頼っていいのやら、心細いですよね。
Dotsには起業やスタートアップ時には欠かせない、心強い専門家の皆さんもいらっしゃいます。
いつもご利用いただいている会員さんにフォーカスしている “Dots members” のインタビューですが、今週から複数回にわたって “Dots サポーター特集” をお届けします!
第一弾は、Dots渋谷店ご近所・某有名企業の日本商標も担当した実績のある弁理士 高橋さんにインタビュー!
仕事の上で、自社のブランドを守っていくために考えなければいけないのが「商標」。商標との付き合い方や、弁理士さんにお願いできるのはどんなこと?などお話を伺いました!


ビジネスを始めるまえに相談を!

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ー弁理士のお仕事内容を教えてください。

ひとことで言うと、「知的財産権の専門家」ですね。知的財産権というのは、特許権・著作権・商標権・意匠権・実用新案権を指します。弁理士は、知的財産権の取得や、紛争処理をサポートする役目です。

ー一口に「知的財産権」といっても、分野が細かく分かれるんですね。

そうですね。もっと言えば、特許ひとつをとっても、対象ごとに深〜〜い知識が必要になってくるので、医薬品なら医薬品専門の弁理士、ソフトウェアならそれ専門の……と分かれてきます。 「弁理士」と一括りにしていますが、分野によって全く違う仕事と言ってもいいくらい。なので、どの弁理士に依頼するかによって、望む結果を得られるかどうかも変わってきます。相談をもらったときに、自分の専門外だった場合には他の弁理士さんを紹介することもあります。相談者にとってベストでないと意味がない仕事だと思っているので。
私はメインとして商標権・著作権・意匠権を扱います。特に、サービス名やブランド名を取り扱う「商標」が専門です。 ブランドの創作・保護・発展を、法律的側面から支援しています。

ーDots会員さんに多い、新サービスのスタートアップや各ジャンルのクリエイターも大きく関わる分野ですね!商標権の取得は、どのタイミングで考えればよいのでしょうか。

弁理士の立場としては、ビジネスを始める前、サービスやブランドのネーミングを決めるときに商標をおさえることを勧めます。自社のビジネスが侵害されるのを防ぐのはもちろん、知らず知らずこちらが他社の商標権を侵害してしまうリスクを回避する意味もあります。商標は「揉めやすい」部分です。防衛策として、事前に確認しておくのが一番です。

ーなるほど。こちらが侵害するリスク、というのは見落としてしまいそう……。
 立ち上げのときの準備が大切なんですね!

そうですね。……ただ、私としても「商標とっておいたほうが良いですよ」と言うだけは簡単だよな、と思うんです。当然商標権の取得には資金も必要になるので、スタートアップ時におさえるのは厳しいのが実情ですよね。出願タイミングの判断含め、ビジネスのステップに応じた提案をしていくのが仕事だと思っています。
まずは、商標がビジネスの安定のために重要な要素だということを、伝えたいです!


商標に関する高い専門性

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ー高橋さんが弁理士になったきっかけはなんですか?

大学卒業後すぐは、保険会社に勤めました。が、会社での仕事が肌に合わない!と気づき、転職を決めました。法学部での勉強を活かして士業に就くことを考えました。周囲の友人に弁護士や行政書士……といる中、弁理士が一人もいなかった、というのが、最初に「弁理士を目指してみるか」と考えた理由でした。笑

弁理士を目指して2年目で資格試験に合格。弁理士としての初めて勤めたのが、商標専門の事務所でした。このときの師匠が本当に実力のある方で。どんな大手の事務所にも負けない、強いロジックを持った人でした。商標を扱う弁理士でトップだと、心から思っています! この事務所で積んできた経験があるから、商標のことなら誰にも負けない自信があります。

ー商標を専門にされているのは、師匠の影響が大きいのですね!事務所を出られて、独立したのはどうしてですか?

弁理士になるときに、ゆくゆく独立しようと考えていました。節目となったのは前事務所が合併などで体制に変更があったこと。子供の年齢なども考え、良いタイミングだと思い、自分の足でやっていこうと決心しました。やはり商標専門でやっていくことを決めて、「高橋商標弁理士事務所」を開業しました。
実は、弁理士で専門分野をうたう人はあまり多くないんです。相談の間口を絞ることにもなりますからね。それでも「商標専門」というからには、的確に取り組む自信があります。他の専門家が困難と判断した案件も、積極的に引き受けていますよ!

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ークライアントの相談にのるときに、心がけていることはありますか?

どうしても、相談者側の主張を通すのがむずかしい法律的なリスクにぶつかるときがあります。
そのときに「ダメです、できません」と言うだけではなく、必ずビジネスを前にすすめるための提案をすること。商標を取ること自体が目的ではなく、ビジネスを前進させる「ツール」なので。包括的にフォローしたいと考えています。

ー「商標」の部分だけでなく、ビジネス全体をみていただけるのはとても心強いですね!


高橋さん、ありがとうございました! 次回も、同じく弁理士さん。特許のスペシャリスト、はつな知財事務所の五味和泰さんにバトンがわたります!自身で知財権取得のサポートサービスを立ち上げ、独自のアプローチを展開する五味さんにインタビュー。どうぞお楽しみに!


高橋商標弁理士事務所 ウェブサイト:http://www.takmarks.jp


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